hannahmama's blog

原発性胆汁性肝硬変と診断され、戸惑いつつも子育てに奮闘中。2014年初め、日本、英国両方の医者により、自己免疫性肝炎とのオーバーラップと診断を変更される。病気に関することやしないことをのんびり(この病気にはこれが肝心!)綴っていきたいと思います。

続・断捨離

日本のレポートはちょっと後回しにして断捨離の話を。

以前もハマっている旨、ブログに書きましたが、なんとなんと、今でも続いております。

いつもビフォーアフターの写真を撮らずにやってしまうのですが、今ではどっかり減らす程のものも無く、地道に減らしているのでどうせ劇的な写真にはならないのでは、と。

 

今週は久々にクローゼットと洋服の引き出しがターゲットでした。

ハーフコートと白のGジャン、サマーセーターやスカートなどをチャリティーショップに寄付したところで先日話題にしたドイツ在住の友達とスカイプ。

そこで発覚したのですが、なんとまだ10歳の上の娘っ子が既に私と同じくらいの身長になっているらしい!恐るべしゲルマン人の遺伝子。

若い頃お気に入りで未だに捨てられなかったワンピースやトップス、カーディガンなど、40歳になったことだし、日本より遥かに服のセンスの自由なこの国でお呼ばれの機会だとしてももう無理がある、というようなラインのものを、今回はチャリティーに出さずドイツの娘っ子二人に宛てて断捨離の翌朝送ってしまいました。

悩んでしばらく手元に置いたりすると、いつの間にか戻してしまったり、悩んだ分執着が強くなると分かっているので決めてからの行動は早かったです。

これ(この考え方)ができるようになるまで、断捨離始めてから2年くらいかかってますが、それが私のペースなんでしょう。

 

この家に引っ越してきた時、ダブルベッド下の収納の4つの引き出しのうち3つに私の服が入っていたのですが今は2つ空いてひとつだけです。空いたところにシーツの替えなどを収納。もちろんシーツ類も断捨離しましたよ。その残り。以前は別の部屋にしまっていたので効率が上がり、シーツ替えのサイクルが短くなり、健康的ですよね。

クローゼットに掛けて収納する服も、30着くらいあったのが今は10着に。旦那さまの服のスペースの半分以下です。

 

かばんは増減を繰り返してますが、全体量だとスタート時から比べると半数以下です。今はクローゼットにはジュートバッグ2枚を入れても8つ。玄関に2つ。そのうち4つが今断捨離候補なのですが、冠婚葬祭用がどうしても悩みどころ。この国ではお葬式には一応黒い服で参列する人が多いですが、違う人もいるし、小物類まで全部厳密に黒、とまで堅苦しく考える程のことでもないようなのですが、やはり私の中の日本の心がそれではイカン!と思ってしまうのです。

 

靴も大分減りましたが、今回また日本で買ったのでそろそろまた手を付けたいです。

 

物置部屋も大分片付けて処方しまくっているのでそろそろ空けれそうなので、今年の冬から旦那さまの仕事部屋にしようと計画してます。

これが家の中での2年間の断捨離の一番大きな結果になるのかな。

 

断捨離の考え方は私を随分と変えました。

実は家の外でも。

田舎に所有していた家も売り、近々近所に小さいフラットを買う予定です。

旦那さまの決断を促したのは、私から迸る(笑)断捨離の理念に他なりません。

 

断捨離、病気が発覚して、入院など経て考えが終活に行き当たったので始めたのですが、今では目的すら変わって来ている気がします。人生をより楽しく充実させるため、のようになっています。なのでまだまだ、多分一生続きます。本当に私の人生を変えました。

日本で夏休み!早速体調が…

今年の夏休みは6週間まるまる日本に帰国。

娘が日本の暑さに耐えられるか心配で、今までは秋や冬に一時帰国していましたが、小学校が始まるとそうもいかず、日本の夏の楽しみも味合わせたかったこともあり思い切って決行!

 

娘は猛暑日にも負けず、後半のいきなりの冷夏にもガッツリ対応。

結果玉砕したのは私でした…トホホ。

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帰国翌々日から一週間、全身じんましんで身動き取れず。

この写真は初日の発覚時。この後あれよあれよと赤い部分で身体が埋め尽くされ、顔もお岩さん状態で目もきちんと開けられなくなり、終いには体内の皮膚部分にも広がったようで、2日目の夜には呼吸が苦しくなり夜間病院へ行くはめに。これで窒息してしまう人もまれにいるそうで、じんましんといえど侮れません。

実は万が一移動中に痒みが起きた時のために抗ヒスタミン剤を一粒だけ持っていて、初日にそれを飲んだら一気に引いたのです。

けれど何時間後かに効き目が薄れてくるとまた復活し、赤い部分が繋がり始め、翌日夜には病院行きに。

もちろんウルソは事前に病院に旅行日程を伝えてひと月半ぶんを手に入れて持っていましたが、英国では抗ヒスタミン剤はその辺の薬局やスーパーなんかで超簡単に格安で購入できるのでてっきり日本もそうだろうとたかをくくり、移動中のぶんだけしか持っていなかったのです。

夜間病院ではひと晩ぶんしか処方されず、市販薬は薬剤師のいる薬局でしか購入できない、しかも何か混ざっているものばかりのよう…もう途方に暮れました。

発熱もしていたようだし、猛暑日なので外にも出れず、母親に隣町の薬局まで行ってもらい、痒みを我慢して待ちました。

ぶっちゃけ病院でもらった薬も市販薬もあまり効果はなかったので同じ薬だったのかもしれません。

結局一週間実家で悶々と過ごし、友達との予定もキャンセルせざるを得ず、娘は家でテレビ三昧、おばあちゃんと二人でお出掛け(つまり通訳なし待ったなし)。お陰で日本語が一気に上達!怪我の巧妙…

 

実はこちらに帰る前の日本最後の一週間には風邪を引き、ヘロヘロになりながら荷造りして無理矢理休んでこれまた友達との約束をいくつかキャンセルして、やっとの思いで帰って来ました。

娘も5歳になりいろいろ状況が読めるようになってきたのか、はたまた具合の悪い母親に慣れてきたのか飛行機でも割りと良い子にしてくれてました。パリでトランジットで、空港で待ち時間寄った店でフォアグラの試食があり、あれでエネルギー出ましたー。美味しかったーそしてついつい買ってしまったー。

 

肝臓病が原因で体調を崩したのかは謎ですが、どちらにしろ今の私には6週間の旅は長すぎました。今回旦那さま来れなかったし。次からは夏帰るとしても4週間までにしよう、と心に決めた夏でした。

 

その他の楽しい旅のレポートはまた次に。

5月から7月帰国前まで

ブログ放置状態でしたが、ちょっと振り返ってここしばらくの記録でも。

 

5月には毎年恒例のドイツ旅。

Hyde park cornerのInter Continentalのキッチンで知り合った日本人パティシエ友達とやはりそこで働いていたドイツ人シェフが結婚して、10年程前から彼の地元に移住。子ども3人に恵まれてワチャワチャと子育てを始めた頃から毎年訪れているのです。

もう勝手に親戚気分。娘が生まれてからも続いています。

友達と思いっきりおしゃべりして、家事をほとんどしてもらい、娘も子どもたちが面倒を見てくれるので、すっかりリラックス。お肌の調子が良くなって帰ってくるくらいです。有り難いわぁ〜

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6月には英国生活初のキャンプへ。

ガールスカウトに入っていたので、日本では子供の頃毎年行っていましたが、大人になってからはめっきり。

今どきのキャンプ場は何かと現地に揃っているので思ったよりは軽装備。それでもテントやエアーマットレスを購入して、なかなかのワクワク感。

4家族で2晩でしたが、子供たちは自然に囲まれて身体を使って遊び、大人も8人バドミントンやフリスビーで大盛り上がり!1日目は日本人ママ二人でカレーを作り(キャンプといえば、ですから)、2日目は近くの街まで出て地元の食材を調達してバーベキュー。3日目は帰りがけに地元のガストロパブでローストランチ。大人も子供も大満足のキャンプでした。

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7月には運動会的な催しがあり、まだ4歳なので大した種目はないのですが、みんな頑張ってました。

娘のチームはビリでもメッチャクチャ盛り上がってました、何故か(笑)

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日本帰国直前でオーダーが入り、フローズン(アナ雪)のケーキ作りましたよ。

ホリデー中取り残される旦那さまのため、冷凍庫がフルになるまでお惣菜を作りまくる忙しい時だというのに!

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庭の畑は収穫できるものはして、手入れして、旦那さまに細かく指導して、夏休みはまるっと、

いざ日本へ!

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今年のお誕生会

去年のぎっくり腰の反省を活かし、頑張り過ぎないお誕生会のプランを入念に練って準備。

今年のテーマは娘の希望で不思議の国のアリス!

こちらではアリスパーティーは大人もするのでネット検索すると不必要な程グッズが見つかります。つい楽しくなってしまいますが、やり過ぎない程度に収めて事前にオーダー。

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女の子のゲストが多かったのでテーブルセッティングに少しこだわったのが大好評でした。フラミンゴのついたストローとか、可愛いのにネットだと格安!サンドイッチもウサギ形に型抜いて「eat me」の札を付けました。

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ちなみにフラミンゴは、お話の中でクイーンオブハートたちがクロケット(ゲートボールのような競技)をするのにボールを打つ木槌の代わりに使っています(結構残酷)。

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ケーキは今回、5段重ねですが上3段はフェイク。中身は発砲スチロールです。この部分は1週間前に作成済みだったので、下2段を3日前に焼いて2日前にカバー、前日に組み立てしました。

 

お天気に恵まれたので、みんな食べるときとゲームのとき以外は庭に。エンターテイナーなんて雇う必要なし。4月生まれで助かるわぁ。

 

娘が家でやるのはもう嫌、というまではうちでやるつもりです。15人以上は呼べませんが、我慢だ、娘。

定期検診

月曜日は半年に一回の定期検診でした。

日本とは違い、血液検査の結果は後日お手紙で来るのでまだ分かりませんが、体感的には大丈夫だったのではないかと。

超音波スキャンでは肝臓に腫れも見られないし、見た目は正常。

今回検診で会ったのは初めて会う若い男性医師で、なんかやる気がみなぎってるアツイ感じの方でした。

基本的には教授の決めた治療計画に沿って話をしていたのですが、ここにきて初めて骨密度検査の提案がなされました。今まで会った中で一番心配性なお医者さん、という感触。まあいずれはやらなきゃならない検査ではあるのでお願いしました。

日本だったらもうとっくにやってそうではあるけどね。今はまだ大丈夫でも、今後比べるデータがないと。って、実際検査が実施されるのはいつになるやら…NHSですから。

 

実は3月はじめに体調崩してしまっていたのですが、なんとか自力で切り抜けちゃいました。

いきなり夜中に気分が悪くて目覚め、もう座っても立ってもいられないくらいの吐き気で、結局胃が空っぽになるまで吐いて、同時にお腹を下してトイレに篭ったまま朝を迎えました。

半分入院を覚悟した私と旦那さまでしたが、とにかく疲れ果て、まずは2時間ほど眠りました。

起きると空腹で胃が痛くて見動きが取れなくなっていて、何か食べなくては、と思うのですが自分で作るのは不可能な状態。以前も書きましたがうちの旦那さまは家事、特に料理に関しては絶望的。もう頭の中にはお粥の一文字しか浮かばなかったので、恥をしのんで近所の日本人ママ友にSOSを送りました。

自宅でお仕事中だったのにお粥を作ってくださって、お昼過ぎには旦那さまが受け取りに。すぐに1口食べて寝て、また起きて二口、という感じで夜にはお茶碗軽く1杯食べれるくらいにまで回復。

翌日痒みも出なかったので、病院行きは必要ないと勝手に判断。

逆に入院していたら食事も気分では選べないし、家族の心配でストレスが溜まり悪化の一途を辿っていたのはほぼ間違いなかったと思います。

ほんとに近所のママ友に助けられました〜

やっぱり日本人は具合いが悪い時はお粥が食べたいですよね。吐いて胃が空になって痛くて動けないから自力で回復できなくてますます悪化、という最悪な悪循環に陥りそうなところを、病院にも行かずに済んだのは友達のおかげ。遠くの親戚より近くの友達、改めて実感。

これからはフリーズドライのお粥を常備しておきます。

 

しかし本当に突然やってくるなあ、自己免疫性肝炎の症状。恐ろしや。

病院行ってたらステロイド、って言われてたかもしれん。まだ全然元気なのにー。

 

何度か大小あるけど明らかに肝臓のせいで体調崩しては自力でどうにか対処してしまっているのも、いいのか悪いのか…。このブログ日本語だからいいけど、こんな事実医者にも詳しくは話せないわ。なんとなく具合い悪い時あったけどちょっと休んで回復しましたー、くらいは報告してるけど。

ウルソ飲み始めてから数値は割りと安定してるので(検査時はね)、今はまだこんな感じで生活続けられれば、と。

自力で対処できない時はちゃんと病院行きます。

 

次の検診はまた半年後。

今年の夏は日本に娘を連れて帰ります。旦那さまはお留守番。

体調管理に気をつけて満喫するぞー!!

英国お稽古ごと・私

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娘がチアーを始めたのとほぼ同時に、私も習い事を始めました。

 

英国では自治体ごとに格安でいろんな習い事を受けられる機関がたくさんあります。

hannamamaの住んでいるロンドン南部の地域でもやっていて、車の免許が取れたので早速申し込み、陶芸を始めました。

 

通ってみると想像していたよりも学ぶ技術も多く、更に経験から学ぶことがほとんどで、週一回2時間では時間が足りないと感じるほど興味深くて、思った以上に楽しいです。

 

土で形を作り、から焼きに出すと翌週焼きあがっていて、それに釉薬をかけて出すとまたその翌週本焼きされて手元に帰ってきます。

最短3週間で作品が出来上がりますが、生徒10人以上に対して先生1人なのでなかなかそううまくは進みません。レベルのミックスされたクラスなのでベテラン勢はほぼ勝手にやってますが。

 

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使える土が三種類あり、ひとつが和食器向きなので、持ち帰った作品はまだまだ誇れるようなものではありませんが、我が家の夕食はだいたい週半分日本食なので既にとても重宝しています。

 

今年に入り続けて申し込み、2学期目は大分思ったものが作れるようになってきたので、そのうち大皿や、蕎麦猪口、技術が上がれば急須なんかにもチャレンジしたいです。

英国お稽古ごと• 娘

ここ半年、小学校入学以外にもいろいろと忙しかったのですが、娘のことではお稽古ごとを始めたことが一番身体的にも精神的にも頑張ったことでした。

 

まだ学校が始まる前、娘ととあるPVを観ていて、バックでポンポンを持って踊っていた女の子たちを観て

「私もこれやりたい!」

と言い出した娘のため、こちらではかなりマイナーなスポーツである、

☆チアーリーディング☆

を習える団体を検索し、調べ上げ、各団体の大きな大会での演技を観まくる日々がしばらく続きました。

というのも、未だに完全には理解していないのですが、各団体の中にそれぞれ年齢やレベルによってたくさんのチームがあり、娘の年齢で参加できる団体とそうでない所があり、そして大会で各チームにより成績が違い、そもそも大会に出ていなかったり、地元の大小イベントに参加していたりいなかったりと、とにかく複雑で魅力を比べるのがとても難しかったのです。

その中で、なんとか通える範囲内で本気のチームを見つけ出し、9月から通い始めたのですが、

初めのひと月半は恥ずかしいのかやりたがらず見学のみ、もしくは最後の10分のゲームのみ参加という状態で過ぎていき、車で行き35分、帰りは帰宅ラッシュで55分もかかる場所まで連れて行っている私の神経を逆撫でしまくりでした。

ここでハロウィンのパーティー兼一日合宿、というイベントがあり、友達を誘って参加

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これが効果てきめんでその後はチームに馴染んでお友達なしでもきちんと準備運動から最後のゲームまで参加できるように。

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(レッスンの後、疲れ果てたチアーリーダー達)

お友達と一緒、というのはあの年齢では大きな勇気になったようでした。

もともと家でも何処でも活発でエネルギーの余っている子なので、でんぐり返しやジャンプ、ダンスなど4歳なりに楽しそうにやってます。なかなか集中力が続かずコーチも大変そうですが。今は側転の練習に励んでます。家では時間を見つけて柔軟体操。本人もやる気いっぱい!

初めて自分で興味を持ってやりたいと言い出したことなので、なかなか参加せず心が折れそうになりつつも、ここで親が諦めてはいかん!と続けてきて、本人が乗り越えてくれて嬉しいです。

 

色々と検索する中でチアーリーディングを少し知って、個人でなくチームでの競技で、かなり派手なスタントなどもあり怪我も多い半面メンバーの信頼関係が大事なのでみんなとても仲が良く、生涯の友に出会ったりできる本当に素敵なスポーツだと思えたので、娘が楽しく長く続けてくれてらいいなと思っています。